一眼レフはシャッタースピードを自由に設定できるので、空を飛んでいる鳥の一瞬を綺麗に撮影する事も可能です。
撮影自体はそこまで難しくありませんので、設定や撮影方法をマスターしましょう!
設定
とりあえず、細かい設定は無しにダイヤルをスポーツモードに設定して撮影してみました。
- 機種:EOS 8000D
- レンズ:EF-S18-55m
- ダイヤル:スポーツ
- シャッタースピード:1/800
- 絞り:F5.6
- ISO:160
- 設定:標準
上記の設定で撮った写真がこちら↓

ダイヤルを【スポーツ】に合わせただけで、細かい設定はオートで行われています。
鳥を止めて撮影する事は出来ていますが、画像全体が暗い印象です。
設定を見てみると、ISO感度が160とやや低い事が原因だと思われます。
綺麗に撮影するポイント
- シャッタースピードを上げる
- モードは【スポーツ】もしくは【Tv】
上記の写真はダイヤルを【スポーツ】に合わせて撮影しています。
そのため、写真全体の色のバランスが悪いのが目立ちます。さらに、上記の画像では少しわかりづらいのですが、被写体が若干ぶれています。
これは、ダイヤルを【スポーツ】モードに選択した事で、シャッタースピードが1/800に設定されてしまったからです。
できれば、ダイヤルを【Tv(シャッター優先)】でシャッタースピード、F値などを全て設定して狙い撃ちしたほうが仕上がりは綺麗な色合いを表現できます。
飛んでいる鳥を止めるには、最低でも、1/1000は欲しいところです。
さらに、確実に止める事を狙うなら、それ以上に設定します。
しかし、ISOなどの細かい設定は初心者には少し難しいかもしれないので始めは【スポーツ】モードで撮影してみましょう。
Tv(シャッター優先)モードで撮影

- モード:Tv
- シャッタースピード:1/1000
- ISO:1600
その他は同じ設定です。
ISO感度を上げることで先ほどよりも写真全体を明るく撮影する事が出来ました。
色合いも先ほどより良好です。
注意点
シャッタースピードを上げた時の注意点として、手ブレが起こる事はあまりないのですが、光量が不足する事がよくあります。そのため、写真全体が真っ暗になったりほの暗くなってしまう時があります。
そんな時はISO感度を上げて調整しましょう。
しかし、それでも室内などはシャッタースピードを上げすぎるとどうしても光量が不足する場合があるので、その時はギリギリまでシャッタースピードを下げるといいでしょう。
Lrで色合いを補正
せっかくなので一枚目の写真の色合いをLightroomを使って補正をしてみました。
邪道と言われる人もいるかもしれませんが、もったいないので調整します。

まとめ
- シャッタースピードは最低でも1/1000
- シャッタースピードとISO感度のバランスに気おつける
- 初心者はスポーツモードから撮影してみる
- 望遠レンズの方が良い
上記の事に気お付けて撮影してみてください。
狙い撃ちの場合は三脚があると便利です。
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