
片手間で初めて十分な収入を稼ぐ方法
「この本を読むと読まないとでは、人生の自由度が大きく変わってきます」
主に1万円、もしくは低予算で起業した人たちが取り上げられている。
しかも年収は500万円以上が対象
少なすぎず多すぎない収入を稼いでいる人の実例が紹介されています。
これはマイクロビジネスと言われているものである。
感想
この本は、理想や空想、一個人の起業の秘訣に基づく書籍ではありません。
対象者1500名にアンケート、インタビューを取りリサーチされています。
ポイントは皆が低資金で始めているところ
今まであった「起業何て私には無理・・・」と言うイメージもかなり変わりました。
どこにでもいるような一般人が起業するに至る経緯を解説されています。
本を読み進めながら自分と当てはめる事で「自分に何が出来るか?」「何をすればいいのか?」を導いてくれる内容です。
それゆえに、この本を見て「これなら私も何かできる!」と思った人は多いでしょう。
私自身もそのうちの一人です。
ほとんどの事例がその人が起業を目的として始めておらず、自分の好きなこと、趣味、自分のために行った事が延長として起業につながっています。
その中に印象的だったフレーズがありました。
「自分が起業している事すら知らなかったんです。」
他人の求めている事が自分のやっていることに結びついた!ただそれだけなんです。
決して他人事では無く、とても親近感の沸く内容でした。
特に気になったのが
「会社をやめて起業しよう!」では無く
仕事をしながらでもあなたのプロジェクトを進める事ができる、その流れで独立してもいいと思います。
この本のいい所は、あれをやれ!これをやれ!では無くこういう事例があります。
「ではあなたに何ができますか?」と問いかけられている様な気分になります。
ただ本を読んだだけで何も行動していないのに
ワクワク感が止まらないところが逆に怖いところです。
企業の方針
事例のほとんどが低予算で極力資金を抑え、失敗してもリスクを最小限に抑えられる
失敗したならまた次がチャレンジできる!そこに共通点がありました。
また、自分の出来る事を理解し無理に事業を拡大せず、自分で管理できる範囲で行っています。
だからこそ、計画がしやすく、問題があれば即座に修正しより良い物を作り出しています。
一番読んで欲しいポイント
これはあくまでも成功事例です。いいことしか書いてありません。しかし終盤に少しではありますがデメリットも書かれています。
「一万円起業家たちが怖がっているものは?」という見出しです。
「自分のやっている事の需要がなくなるのではないか?」
「大手企業にコピーされるのではないか?」
その他、内面的部分など少し書かれています。
不安は常に付き物なのでそれだけは覚えておいてください。
まとめ
この本を読んでおわりでは無く、そこから自分に何が出来るかを考えて欲しい!
と言うか考えることになるでしょう。
私も今後、自分の求めるビジネスにチャレンジしていきます。
今から何かを起こしたいという人にはおすすめの一冊です。
今までのビジネス本の中で一番心に響いた書籍でした。
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